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開断面箱桁橋とは、上フランジ部材をI 桁と同様な構成とし、床版と合成させ、閉断面を形成する箱桁橋です。
床版は合成床版を使用することにより腹板間隔を広げ、縦桁・横桁などの床組構造を大幅に省略できます。
近年、採用実績がふえており、広幅員橋に開断面2主箱桁橋を採用するなどバリエーションも多くなっています。

雄物川橋 |
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福岡高速5号線 |
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主桁は床版との合成断面として鋼断面を小さくでき経済的です。 |
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主桁断面形状は、矩形または逆台形のどちらも採用できます。 |
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合成床版を採用することにより、床版支間を拡大することができます。 |
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縦桁、横桁、ブラケットなどの床組や横構を省略できます。 |
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型枠および床版施工用足場を省略することができ、現場作業を大幅に省力化でき、安全性も向上します。 |
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底鋼板が補強材として機能しますので、架設時(送り出し架設時の全体座屈防止など)の安全性が向上します。 |
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ウェブ・フランジパネルを工場で製作し、現場にて箱断面に組み立てるパネル工法も採用されています。 |
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広い幅員の橋梁に対して、開断面の2主箱桁橋を採用することが出来ます。 |

開断面2主箱桁橋 |
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部材数の減少にともない塗装面積が減り、維持管理費の低減が図れます。 |
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合成床版の採用により床版の耐久性が飛躍的に向上し、維持管理費の低減が図れます。 |
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