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お知らせ

2020年度 伊藤學賞・技術功労賞の受賞者決定

わが国の鋼橋技術の進歩・発展に貢献・寄与された方を称える「伊藤學賞および技術功労賞」の受賞者が、以下のとおり決定しました。 表彰式は2020年10月2日(金)開催の当協会東京地区「橋梁技術発表会(銀座ブロッサム(中央会館)ホール)」にて行ないます。

伊藤學賞:澤井廣之 氏

※澤井氏は、昭和48年2月発刊の道路橋示方書・同解説Ⅰ・Ⅱにおいて新設された「吊橋・斜張橋」「鋼管構造」を橋梁委員会の幹事及び示方書の改定委員として執筆し、建設技術の基礎を構築されました。更に昭和61年3月に発刊した「新体系土木工学42橋梁上部構造(Ⅱ)吊橋」(澤井廣之編著)では、長大橋建設の指標を提示し、その後の長大橋の建設に大きく貢献されました。
また、東京湾横断道路における杭の支持力管理方法の確立を目的として新たな多点測定法を開発し、理論値との比較検証を実施することで、当該手法の実用性を示されました。
上述のとおり、長年に渡る多くの業績は、わが国の鋼橋建設技術の進歩と発展に多大な貢献をなされました。

澤井廣之 氏

技術功労賞 深谷茂広 氏

(株)長大 海外事業本部 海外技術部 技師長

※深谷氏は、道路橋耐風設計便覧の第3章風荷重を執筆し、道路橋示方書に反映されました。
また、短形断面鋼製橋脚の正負交番載荷実験結果を基にした曲げモーメントと曲率の関係を定式化し、座屈パラメータと許容ひずみの関係を提案し、道路橋示方書(平成8年)に採用されました。
また、技術開発の分野においても、長大吊橋における7mm鋼線の採用(エアースピニング工法)、斜張橋における現場収束ケーブルシステムの耐風性と耐久性の確保、海上部鋼桁外面のAl・Mg合金溶射の適用による現場塗装面積の縮減などの新技術を積極的に実橋梁に適用されました。
上述のとおり、橋梁設計おける貢献及び技術開発の分野において、多大な貢献をなされました。

深谷茂広 氏<

技術功労賞:綿引透 氏

JFEエンジニアリング(株) 常務執行役員

社会インフラ本部 海外事業部長

※綿引氏は、三郷中高架橋、与島橋、奥多摩大橋など数多くの詳細設計に従事される一方、経済産業省から受託した3件の鋼橋の事業化調査のPMに従事し、鋼橋の海外への普及を推進するとともに、国土交通省他国内団体、タイ鉄鋼連盟、インド道路庁等と協賛し、各国でのセミナーで日本の鋼橋技術の紹介、普及に尽力されました。
また、平成27年以降、毎年ミャンマー建設省技師の日本での研修を主宰し、日本の橋梁建設技術の海外への普及・移転の推進に尽力されています。
上述のとおり、国内での鋼橋のみならず、鋼橋海外プロジェクトの推進及びわが国がこれまで蓄積した鋼橋技術の海外普及・移転に大きく貢献されました。

綿引透 氏

【問合せ先】

一般社団法人日本橋梁建設協会 事務局

TEL.03-3507-5225 FAX.03-3507-5235