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橋建協について

ご挨拶

  令和3年は前年に引き続き、新型コロナウイルスが猛威を振い、収束が見通せない不安定な情勢が続いております。
 また、近年、気候変動の影響による激甚災害の頻発や大地震等の発生リスクも指摘され、大規模災害への備えが国家的な課題となっております。
 当協会としましても、このような厳しい環境に対応すべく社会資本整備の重要性を強く認識し、次のような事項を重要課題として取り組んでまいります。
 まず一つ目は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進です。国土交通省が進めるi-Constructionに呼応して、当協会では、i-Bridge推進特別WGを平成29年に設置し、ICTを主とした鋼橋事業への新技術の適用について、検討活動を続けております。その成果として昨年度は、高所からの墜落・転落災害防止支援システム「Safe-Tracker」を開発致しました。
 また、今年度よりICT活用の更なる推進を目指し、協会独自の制度として「i-Bridge適用工事制度」を施行し、ICTの活用を強力に支援することと致しました。加えてi-Bridge推進特別WGを「DX推進特別小委員会」として装いを新たにし、様々な面で鋼橋事業の成長に貢献してまいります。

 二つ目は、防災・減災への取り組み強化です。今年は東日本大震災発生から10年の節目となります。当協会では、国土交通省をはじめ多くの道路管理者と災害協定を締結し、大規模災害発生時には、迅速に被災地域の鋼橋の点検を行ってまいりました。点検には膨大な労力を必要とすることから、昨年度は効率的な点検を実現し道路管理者と迅速な情報共有が可能なシステム「B-map」のプロトタイプを開発しました。今年度はシステムが参照するデータベースの構築を道路管理者と共同で行う予定です。
 また、近年の激甚災害で被災した鋼橋の復旧工事では、極めて短期間で復旧を完了し、鋼橋の災害時における早期機能復旧・修復に資する技術・工法をお示しすることができました。今後も道路管理者と協力して、社会基盤の安定維持に貢献してまいります。

 三つ目は、担い手確保と技術伝承の推進です。昨年度の鋼道路橋の当協会受注金額における保全工事の比率は47%と急増しております。そのような状況のもと、さらに新設橋梁を建設し、年々増えつつある老朽化した橋梁の延命化を図るためには、担い手確保と技術伝承が大前提となります。平成26年にいわゆる担い手三法が施行され、週休二日現場の増加や設計労務単価の着実な上昇等の成果が表れておりますが、引き続き、担い手確保・技術伝承に向けた更なる環境整備に向けて、要請・提案活動を積極的に行ってまいります。また、当協会では一昨年度より、鋼橋の魅力を発信するため、若手中心で構成された戦略広報WGを設置し、企画立案やSNS発信等広報活動を行っております。今後も鋼橋の魅力を効果的に伝えるべく活動を強化してまいります。
 以上を重要課題と位置付け、協会会員各社と一丸となって、鋼橋事業のさらなる発展を通して、国民の皆様の安全・安心に十分、お応えできるよう総力を挙げてまいります。関係の皆様におかれましては、引き続き、当協会へのご支援・ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

一般社団法人 日本橋梁建設協会
会長 髙田 和彦

橋建協 五つの誓い

私達は、皆さんが身近に親しむ橋の建設を通じて、社会に貢献していきます。

橋がつなぐ、
みんなの未来。

「街と街・人と人をつなぐ橋」
で社会生活・経済活動を支えます

永年にわたって培ってきた優れた技術で、皆さんの生活および
産業の経済活動を支える社会資本の一つである橋を建設し、社会に貢献しま

「丈夫で長持ち・夢のある橋」
をつくります

地域のために役立つ安全で優美な橋を提供します。
また、地域の日常生活を守るため、橋梁のドクターとして橋の健康管理を行い、100年橋梁を目指します。

「橋の文化」
を大切にします

橋に関連した、日本および地域の文化の保護と未来への伝承に努めます。

「世界をむすぶ橋」
を架けます

日本の優秀な建設技術をもって、海外の建設プロジェクトに積極的に参画し、
現地の文化・慣習を尊重し、心の触れ合いを大切にした国際貢献を行います。

「地域の皆さんの安全・安心」
に寄与します

不慮の災害や震災発生時には、地域の皆さんの安全・安心、交通確保のために、
会員各社が力を合わせ、橋の復旧活動や応急橋の建設に取り組みます。

会員は、公正・透明・誠実な企業活動を通じ、
明るい未来と夢の実現に向けて、下記のことを実行します。

1.安全・安心な街づくり

「丈夫で長持ちする橋」を建設し、災害に強い、安全・安心 に生活できる街づくりとともに、橋の長寿命化を図り、
優れた橋梁を次世代に引き継いでいくことに努めます。

2.品質の確保

世界に誇る最先端技術と永年培ってきた技能の伝承・研鑽 をはかるとともに、新技術・保全技術の開発に取り組み、品質の確保に努めます。

3.環境保全活動

未来の地球、地域住民の生活環境と自然環境を守るため、 工場・現場における環境の保全に努めます。

4.人材の育成

優れた橋梁技術を次世代へ継承するため、経験豊富な人 材を大切にするとともに、若い優秀なエンジニアを育成して、魅力ある企業の実現を目指します。

5.地域とのふれあい

より広く社会との絆を築くため、見学会の開催やイベント 参加を通じて、地域の方々と心の交流を深めていきます。