橋梁技術発表会(大阪地区)
「令和7年度橋梁技術発表会及び講演会」(大阪地区)を、10月17日(金)に ドーンセンターにて開催し、官公庁・コンサルタント・各種団体・民間企業・会員各社・橋建協関係者などから260名、WEB視聴にて80名の計340名の参加があり、盛況のもとに終了しました。
今回は、大阪地区では初めてのWEB視聴の試行もあり、各方面の方々からの関心も高く、WEB視聴を含め例年を上回る参加申込者の中での開催となりました。
小林副会長の開会の挨拶後、第1部は各委員会による「技術発表会」において研究・開発の成果の一部を紹介、第二部は講師を招いての「特別講演会」2部構成にて開催しました。
第1部技術発表会では、3つの発表を行いました。
1. 高速道路橋を2週間の通行止めで架け替え
~首都高 高速大師橋 約300m区間のリニュ-アル工事~
2. 鋼橋床版の劣化と保全について
~コンクリート系床版の点検と補修・補強の留意点~
3.バングラデシュ・ジャムナ鉄道専用橋上部工工事報告
~大河ジャムナ川に架かるアジア最大級の連続トラス鉄道橋~
第2部特別講演会では、国土交通省 北陸地方整備局 金沢河川国道事務所 石山計画課長をお招きし2部構成の特別講演を開催しました。
「犀川大橋のこれまでの歩みとこれから」
下路式単純曲弦ワーレントラス(橋長:62.308m、幅員:21.669~23.669m)の犀川大橋は、1924年に架橋され、2024年に100年を迎えた鉄橋としては国内有数の歴史を持つ鋼橋で、2000年には国の登録有形文化財にも登録されていることをご紹介いただきました。
その犀川大橋について、市民による橋磨きや百寿祭、水辺で乾杯2025、ライトアップなどの官民一体となっての取り組みをお伺いし、まちなかの賑わい創出につながるシンボルとなり永く市民に愛されている橋であると感じる事が出来る大変興味深いお話をご講演いただきました。
〇橋梁技術発表会および講演会(大阪地区)開催概要
日時:令和7年10月17日(金)13:00~16:10
場所:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター 7Fホール)
〇交流会 開催概要
日時:令和7年10月17日(金)17:00~19:00
場所:OMMビル(201会議室)
【プログラム】
開会の辞
一般社団法人 日本橋梁 建設協会
小林副会長
司会進行
近畿事務所 宇野副所長
第1部:技術発表会
1.高速道路橋を2週間の通行止めで架け替え
架設小委員会
2.鋼橋床版の劣化と保全について
床版委員会
3.バングラデシュ・ジャムナ鉄道専用橋上部工工事報告
海外事業委員
第2部:特別講演会
1.犀川大橋のこれまでの歩みとこれから
国土交通省北陸地方整備局 金沢河川国道事務所
閉会の辞
橋梁技術発表会
実行委員会
本田委員長