新港サークルウォークは、我が国の近代港湾発祥地である新港地区赤レンガパーク前に建設されました。赤レンガパークは、明治〜大正当時の建築技術を結集して建設された赤レンガ倉庫を中心に、港の賑わいと文化を創造する空間として、市民が憩い、楽しむ賑わいの場となっています。
本橋は、主構が楕円形のダブルワーレントラスとなっており外側に張り出し床版を設けるという、世界に類例がない構造を採用しています。
曲線トラスの外側に路面を設置することで、眺望性を確保し、周囲の建物と直接アクセスする機能性の高い歩道橋となっています。外装材を設けず、構造デザインを直接見せることで、鋼構造らしい機能美とコスト縮減の両立を図り、赤レンガ倉庫の残る歴史的景観との調和を図っています。
橋梁名 |
新港サークルウォーク |
発注者 |
横浜市 |
形
式 |
4径間連続ループトラス |
橋
長 |
225.5m |
支間長 |
2*64.1m+2*48.6m |
幅
員 |
4.4m |
所在地 |
神奈川県横浜市 |
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