北見工業大学での出前講座は今回で2回目であり、昨年度に引き続き社会環境工学科3年生(79名)を対象とした【橋梁工学】の一コマをお借りして実施しました。
吉室北海道事務所長の挨拶に引続き、永谷講師による講義がスタートしました。『サッカーワールドカップで日本はベスト16でしたが、鋼橋の技術は世界でトップクラスです。』
という話から始まり鋼橋の特徴、歴史、形式、完成に至るまでの過程、そして最近の国内外における長大橋の施工状況について、詳しく説明がありました。
『私たちの仕事は、鋼橋のプロフェッショナルエンジニアリングとして社会に貢献している。』
この言葉には学生達も熱いものを感じたのではないでしょうか。
講習終了後にも講師に熱心に質疑をする学生、鋼橋メーカーへ進路を希望している学生がいる等の話を見聞きすると出前講座を開催した成果があったと思っております。
余談ですが、宮森准教授の部屋にはペーパークラフトでの鈑桁橋の模型がありました。こういうものを使って講座に活用すれば、より分かりやすい説明が学生にできるのでは無いかと関係者一同、次年度へ向けた対策を検討しました。
最後に当協会「出前講座」の開催にあたり御協力していただきました宮森准教授に感謝するとともに講義に参加していただいた学生に深くお礼申しあげます。
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