北海道事務所における、今年度4回目の出前講座は、北海道旭川工業高等学校です。土木科2年、3年生合計80名、『鋼橋へのアプローチ　〜未来への若手技術者に向けて〜』と題した本講座は、熱き志を持つ生徒さん達の、統率の取れた、爽快で快活な挨拶で始まりました。

講師を担当した吉室事務所長も、負けじとテンションが上がります。
旭川市内には、石狩川を初めとして、多くの河川が入り込んでおり、有名な『旭橋』を筆頭に、橋梁数も多いため、日常的に生徒さんの目に触れる機会が多く、興味を持って聞いていただいたように思います。　特に2年生は、修学旅行で、本四連絡橋を海上から見学する機会があった直後であったため、実にタイムリーな講座となりました。冒頭にいただいた挨拶からも、後日回収させていただいたアンケートからも、旭工生のレベルの高さを感じるとともに、先生方の日々の指導の熱心さも感じられました。土木工学という大きな世界の中からみると、ごくごく狭い範囲の鋼橋の世界ではありますが、将来の土木技術者の卵である生徒さんの、知識の一端になったものと信じています。

最後に、本協会活動に対して寛大なるご理解を賜りました川�ｱ校長、貴重な授業時間をやり繰りしていただいた堀澤先生をはじめとする土木科の教職員ご一同様に心より感謝申し上げます。