海外橋梁の紹介 |
ジャワ北線橋梁改良工事フェーズ1 (インドネシア) |
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工事の概要 この工事は、インドネシアの鉄道ジャワ北線チカンペック、チレボン間約135Kmにある橋梁を改良する ものです。架け替えのために新たに製作した鉄道橋は、トラス橋およびプレートガーダー橋が15連、橋長は 10mから60m、鋼重は全体で850tになります。ほとんどの橋梁が活線架け替えで、列車運行に支障を 与えないよう施工しました。 |
トラス橋BH−418の活線架け替え この工事のハイライトとなったトラス橋BH−418の複線化および活線架け替えは、以下の手順で行われ ました。 @既設橋の下流側に新設A橋を並列して架設し複線化しました。 A新設A橋の下流側の仮桟橋上に、もう1連の新設B橋を並列して組み立てました。(写真1) B新設A橋のみの単線運行に切り替え、既設橋を上流側の仮桟橋上に横取りしました。(写真2) C並列した新設A、B橋2連を同時に上流側に横取りし、最終位置に据え付けました。(写真3) D新設橋2連で複線運行に切り替え、既設橋は仮桟橋上で解体撤去しました。(写真4) |
写真1 新設B橋の架設![]() |
写真2 既設橋の横取り![]() |
写真3 新設橋2連の同時横取り![]() |
写真4 既設橋の解体![]() |