北海道地区の「平成23年度橋梁技術発表会」は、12月2日(金)に北海道土木技術会鋼道路橋研究委員会(林川俊郎委員長)と共催でホテルポールスター札幌にて開催し、官公庁、大学(現役大学生5名含む)、コンサルタント、民間企業、会員各社などから約130名の参加があり、盛況のもとに終了しました。
はじめに鋼道路研究委員会の中島副委員長より開会のご挨拶があり「東日本大震災の津波による橋梁被害は甚大であった。耐震設計が施されていた橋梁は地震自体の被害はあまりなかったと聞いているが、さらなる耐震設計や耐震補強が求められている」と保全の重要性を説かれ「本日の発表会で新しい橋梁技術の情報を共有し、今後につなげていただければ」と発表会に期待を寄せられました。
技術発表会では、「東日本大震災の被害調査報告」と「鋼橋のライフサイクルコスト」の技術講演と「機能分離型支承の選定と鋼床版端部構造の提案」、「鋼構造の耐久性に関する取り組みについて」及び「東京ゲートブリッジの工事報告」を発表しました。
所用のため途中から駆け付けてくださった同研究委員会の林川委員長からも全発表終了後にご挨拶を頂きました。
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会場風景 |
開会の辞
北海道土木技術会 鋼道路橋研究員会
中島副会長
(北海道開発局道路建設課道路技術対策官)
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開会の辞
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東日本大震災の橋梁被害調査報告
保全委員会 保全技術小委員会
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福島委員による報告
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鋼橋のライフサイクルコスト
契約制度委員会 経済小委員会
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松井委員によるLCC講演
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分離型支承の選定と鋼床版端部構造の提案
技術委員会 設計小委員会
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大柳委員による発表
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鋼構造の耐久性向上に関する取り組み
技術委員会 製作小委員会
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平野委員による発表
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東京ゲートブリッジの工事報告
技術委員会 架設小委員会
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小玉委員による発表 |
質疑応答 |
質疑応答風景
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閉会の辞
橋梁技術発表会実行委員会
岩崎副委員長
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閉会の辞
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閉会挨拶
北海道土木技術会 鋼道路橋研究員会
林川委員長
(北海道大学大学院工学部教授)
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閉会挨拶 |
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