「平成19年度橋梁技術発表会」(東京地区)が10月12日(金)13:00〜18:00「銀座ブロッサム中央会館」で開催されました。東京地区では平成16年度から4回目の開催であり、今回は「鋼橋技術の最近の話題」をメインテーマとして、第1部は各小委員会による「技術発表会」、第2部は鋼橋技術の発展に寄与した方を表彰する新設した「伊藤學賞表彰式」、第3部は講師を招いての「特別講演会」と、3部構成となりました。
参加者は官公庁、コンサルタント、各種団体、大学、民間企業、会員会社と多岐にわたり、関東地域のみならず東北や関西などからも参加いただき、合計約500名でした。
第1部発表会では新技術としての「細幅箱桁の設計と施工」「既設鋼製橋脚における耐震性能評価」に加え、これからのビジネスモデルの1つと考えられる海外工事のエンジニアリング業務として「中国潤揚大橋上部工架設エンジニアリング業務」について発表されました。
第2部表彰式では鋼橋技術の発展に対する功績に対して下瀬健雄氏(元(株)IHI)に伊藤學賞が、また次代を担う若手技術者として利根川太郎氏(住友金属工業(株))に奨励賞が贈られました。
第3部講演会では早稲田大学 依田教授による「鋼・合成構造への期待」、関西電力株式会社 萩原顧問による「本四架橋について」の講演が行われ、貴重なお話しを伺うことができました。
発表内容への質疑応答は後日ホームページ上に掲載予定です。
なお、今後の開催予定は、以下のとおりです。
東北地区 11月 2日(金)13:00〜 仙台国際センター
大阪地区 11月13日(火)14:00〜 建設交流館グリーンホール
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