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合成斜張橋は、鋼桁とコンクリート床版とを合成させた主桁を、斜めケーブルで支持した合成斜張橋という橋梁形式で、PC斜張橋に比べると死荷重を軽減でき鋼斜張橋に比べると鋼重を削減できる経済性に優れた構造である。
アレックス フレーザー橋 |
1) |
海外では1990年代から合成斜張橋の建設数が急増し、さらに2000年以降も特にアジア地域での建設が目立っている。 |
2) |
コンクリート床版を大幅に活用しているため、鋼床版桁に比べ主桁鋼重は減少する。 |
3) |
構造は非常にシンプルで、部材数が少ない。 |
4) |
鋼床版桁に比べ死活荷重比率が大きくなり、ケーブルの疲労に対して有利になる。 |
5) |
海外の設計コンペでは、経済性と工期の面における優位性から合成斜張橋が選定されるケースが多い。 |
床版と床組構造 |
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