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「無塗装橋梁の手引き」改訂版発刊のお知らせ 2006/10/05_16:00
本部
「無塗装橋梁の手引きH18」発刊のお知らせ

社会資本の高齢化が進むなか、限られた予算内での公共構造物の維持管理手法の確立が強く求められている。特に、これから計画を進める構造物に関してもライフサイクルを考えた総合的な評価・判断が必要となる。このように構造物の維持管理費が増大するなかで新設工事を圧迫する状況が懸念され、より低コスト・低メンテナンス・高耐久性の構造物が求められている。
耐候性鋼橋梁は現在では多くの地域で使用されており、その実績も確実に増加している。平成16年の実績調査では10万5千トンを超え、鋼橋全体の19%を占めるまでになっている(橋建協調査)。さらに、平成10年頃からより厳しい架橋環境でも使用できる性能を持ったニッケル系高耐候性鋼材の市販に伴い適用環境も広がりを見せた。その一方で、環境評価が十分でなく保護性さびが形成されない状態も見られた。
昭和56年(1981年)から始まった三者共同研究は、海岸からの飛来塩分を目的とした架橋環境の整理から飛来塩分量による地域区分での環境評価調査結果の報告がされ、平成5年(1993年)に「無塗装耐候性橋梁の設計・施工要領(改訂版)」が出版された。その後、評価因子として海岸からの飛来塩分のみでなく、凍結防止剤の散布に対する影響も考慮する作用因子として追加された。これらの評価方法の確立化が急がれるなか、平成14年(2002年)には道路橋示方書・同解説((社)日本道路協会)、平成17年(2005年)には鋼道路橋塗装・防食便覧が相次いで発刊された。これらの新しい知見も盛り込んで今回、無塗装橋梁の手引きとして発刊することになった。


本書の概要
鋼道路橋示方書、鋼道路橋塗装・防食便覧の相次ぐ発刊により、新しい知見や考え方が示された。改定した本手引きは、耐候性鋼材を使用した無塗装橋梁の基本的な考え方から新設・既設橋梁の計画・設計・施工・維持管理までの幅広い新しい知見・留意点を加筆したことにより、従来の無塗装橋梁の手引きより更なる充実を図った。
A4版101頁、定価2,000円(消費税込み)


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