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技術者向け情報

技術資料

鋼橋架設工事の事故防止対策

令和5年7月6日に国道1号の静清バイパスの工事で橋桁の架設中に落橋事故が発生し、平成28年の鋼橋工事の仮設構造物に係る2件の事故に続き、重大事故となった。
当協会では、「橋梁架設時の事故防止安全対策検討特別委員会」を設置し、本資料を作成した。以前作成している資料と合わせて公開いたします。

鋼橋架設工事の事故防止対策

鋼道路橋の工事費実績2023年版(平成30~令和4年度実績)

橋梁形式別の実績工事費をまとめました。
H26年度から、直近5年間の契約金額(製作~架設)を橋梁形式ごとにグラフ化し提供し続けているもので、今回の対象は平成30年度~令和4年度(5年間)の当協会会員会社の受注金額をプロットしたものとなります。
実際の契約では、床版工事を含む・含まないなど施工範囲が不揃いのため、条件合わせした補正金額を表示しています。

①単純鈑桁、②連続鈑桁、③単純箱桁、④連続箱桁、⑤鋼床版鈑桁、⑥鋼床版箱桁、⑦少数鈑桁、⑧細幅箱桁、⑨トラス橋、⑩アーチ系橋梁、の10形式について、平均支間をパラメータとした㎡当たりの工事費実績(落札価格)をグラフ化しています。

なお、高速道路会社などの「設計込み&複数橋一括の大型発注案件」と、自公体の単独案件における間接費の相違に配慮し、今年度のグラフ対象からは前者を対象外としました。

鋼道路橋の工事費実績

鋼橋の製作工場における遠隔臨場に関するガイドライン(案)の協会HPへの掲載について

 国土交通省より「建設現場の遠隔臨場に関する試行要領(案)」が策定され、建設現場における遠隔臨場が急速に普及してきました。鋼橋の製作工場においても遠隔臨場を適用することが増え、移動時間や待機時間の削減、働き方改革の推進に繋がることから受発注者双方にメリットがあり、本協会では遠隔臨場を推進しています。

 そこで、鋼橋の製作工場における遠隔臨場を行うために必要な事項を取り纏めた「鋼橋の製作工場における遠隔臨場に関するガイドライン(案)」を作成しました。

 本ガイドラインでは、遠隔臨場のさらなるメリット拡大と普及のために、現時点での計測技術の課題や遠隔臨場の検討事項等を整理しており、課題解決後に順次改定していきます。

技術委員会 製作小委員会

鋼橋の製作工場における遠隔臨場に関するガイドライン(案)

鋼道路橋数量集計マニュアルQ&Aの協会HPへの掲載について

 鋼道路橋数量集計マニュアルは初版が1996年に、改定版が2003年に発刊されました。

 今般、設計業務等における数量算出の実態が反映されていないなどの状況があることを踏まえ、本マニュアルがより使いやすく的確なものとなるよう改定され、国土交通省 道路局HPに掲載されたところです。

 改定版のマニュアルに対する問合せ対応のため、Q&A を国土交通省了承の上、協会 HP に 掲載することになりましたのでご報告します。

広報委員会 製作積算部会

鋼道路橋数量集計マニュアルQ&A

今後の橋梁保全事業のあり方に関する懇談会報告書

 この度、日本橋梁建設協会では、建設コンサルタンツ協会との共同WGで検討してきました報告書を掲載いたしました。
 両協会では、近年の橋梁保全事業の重要性の高まりや環境変化に応じ、鋼橋を例にとって、現在における課題の再整理を行い、橋梁保全事業の品質向上の観点から、設計者と施工者の連携も視野に入れ、今後取り組んでいくべき対応案等を検討し、報告書に取り纏めました。

  1. 第1章 保全事業の課題
  2. 第2章 品質確保に向けた技術基準類の整備
  3. 第3章 コンサルタントと施工者の役割分担および連携
  4. 第4章 保全事業における積算体系
  5. 第5章 今後の保全事業のあり方
今後の橋梁保全事業のあり方に関する懇談会報告書

鋼道路橋の工事費実績2022年版(平成29~令和3年度実績)

橋梁形式別の実績工事費をまとめました。
H26年度から、直近5年間の契約金額(製作~架設)を橋梁形式ごとにグラフ化し提供し続けているもので、今回の対象は平成29年度~令和3年度(5年間)の当協会会員会社の受注金額をプロットしたものとなります。
実際の契約では、床版工事を含む・含まないなど施工範囲が不揃いのため、条件合わせした補正金額を表示しています。

①単純鈑桁、②連続鈑桁、③単純箱桁、④連続箱桁、⑤鋼床版鈑桁、⑥鋼床版箱桁、⑦少数鈑桁、⑧細幅箱桁、⑨トラス橋、⑩アーチ系橋梁、の10形式について、
平均支間をパラメータとした㎡当たりの工事費実績(落札価格)をグラフ化しています。

鋼道路橋の工事費実績

H29年道路橋示方書及びR2年鋼道路橋設計便覧に対応したコンクリート系床版を有する鋼桁の設計に関する参考資料

 H29年改定の道路橋示方書(以下、道示)では、コンクリート系床版を有する鋼桁を設計する場合、床版コンクリートと鋼桁の合成作用を適切に考慮しなければならないことが明確に規定されました。しかしながら、主桁の断面力及び応力度を算出する際に、関連する道示の規定が正しく理解、運用されていない状況が見受けられます。
 そこで、コンクリート系床版を有する鋼桁の設計・施工品質の確保と業務の円滑化を図るため、道示及び鋼道路橋設計便覧に示される主な設計項目を設計フローとして取りまとめましたので参考として下さい。
 なお、本フローは全ての設計項目が示されているわけではありません。また、検討の順番は必ずしも本フローのとおりとする必要はありませんが、道示が求める橋の要求性能を満足するように一連の検討を行う必要があることに注意願います。

鋼道路橋の工事費実績

鋼道路橋の工事費実績 2021年版(平成28~令和2年度実績)

橋梁計画時に構造形式別工事費を比較するための参考資料として、工事費実績データをまとめました。
H26年度から直近5年間のデータを対象として毎年改定しています。

①単純鈑桁、②連続鈑桁、③単純箱桁、④連続箱桁、⑤鋼床版鈑桁、⑥鋼床版箱桁、⑦少数鈑桁、⑧細幅箱桁、⑨トラス橋、⑩アーチ系橋梁、の10形式に分け、平均支間をパラメータとした㎡当たりの工事費実績(落札価格)をグラフ化して提供しています。
  今回発刊の2021年版は、平成28年度~令和2年度(5年間)の当協会会員会社受注実績をもとにしていますが、工事案件ごとに条件統一するため、施工範囲を鋼桁製作~架設とし、他に支承工、検査路工、落橋防止工、排水工、床版工を含めたものに換算しております。

鋼道路橋の工事費実績

鋼道路橋の工事費実績 2020年版(平成27~令和1年度実績)

橋梁計画時に構造形式別工事費を比較するための参考資料として、工事費実績データをまとめました。
H26年度から直近5年間のデータを対象として毎年改定しています。

①単純鈑桁、②連続鈑桁、③単純箱桁、④連続箱桁、
⑤鋼床版鈑桁、⑥鋼床版箱桁、⑦少数鈑桁、⑧細幅箱桁、⑨トラス橋、⑩アーチ系橋梁、の10形式に分け、平均支間をパラメータとした㎡当たりの工事費実績(落札価格)をグラフ化して提供しています。
  今回発刊の2020年版は、平成27年度~令和1年度(5年間)の当協会会員会社受注実績をもとにしていますが、工事案件ごとに条件統一するために、施工範囲を鋼桁製作~架設とし、他に支承工、検査路工、落橋防止工、排水工、床版工を含めたものに換算しております。

鋼道路橋の工事費実績

鋼道路橋の工事費実績 2019年版(平成26~30年度実績)

橋梁計画時に構造形式別工事費を比較するための参考資料として、工事費実績データをまとめました。
H26年度から直近5年間のデータを対象として毎年改定しています。

①単純鈑桁、②連続鈑桁、③単純箱桁、④連続箱桁、
⑤鋼床版鈑桁、⑥鋼床版箱桁、⑦少数鈑桁、⑧細幅箱桁、⑨トラス橋、⑩アーチ系橋梁、の10形式に分け、平均支間をパラメータとした㎡当たりの工事費実績(落札価格)をグラフ化して提供しています。
  今回発刊の2019年版は、平成26年度~30年度(5年間)の当協会会員会社受注実績をもとにしていますが、工事案件ごとに条件統一するために、施工範囲を鋼桁製作~架設とし、他に支承工、検査路工、落橋防止工、排水工、床版工を含めたものに換算しております。

鋼道路橋の工事費実績

鋼道路橋の工事費実績 平成30年版(平成25~29年度実績)

橋梁計画時に構造形式別工事費を比較するための参考資料として、工事費実績データをまとめました。
H26年度から直近5年間のデータを対象として毎年改定しています。

①単純鈑桁、②連続鈑桁、③単純箱桁、④連続箱桁、
⑤鋼床版鈑桁、⑥鋼床版箱桁、⑦少数鈑桁、⑧細幅箱桁、⑨トラス橋、⑩アーチ系橋梁、の10形式に分け、平均支間をパラメータとした㎡当たりの工事費実績(落札価格)をグラフ化して提供しています。
  今回発刊のH30年版は、平成25年度~29年度(5年間)の当協会会員会社受注実績をもとにしていますが、工事案件ごとに条件統一するために、施工範囲を鋼桁製作~架設とし、他に支承工、検査路工、落橋防止工、排水工、床版工を含めたものに換算しております。

鋼道路橋の工事費実績

少数Ⅰ桁橋における鋼・コンクリート合成床版の補修について

高い耐久性を持つ鋼・コンクリート合成床版を用いた少数I桁橋で床版補修が必要になった事例はまだありません。
 鋼・コンクリート合成床版に損傷を想定し、表-1に示すように損傷程度に応じた補修範囲を設定します。

少数I桁橋における鋼・コンクリート合成床版の補修について

施工と維持管理に配慮した鋼橋設計時の留意点

 橋梁は大量生産商品と異なり、一品一様であり、品質を確保するためにはその橋梁の特徴を理解した設計・製作・架設を行う必要があります。 特に、設計理論(思想)と製作・架設方法が整合していることが完成品(橋)の品質確保に重要となり、不整合の場合には品質のみならず 全体工期・全体工費に悪影響を与えることになります。
 講習会・テキスト対応ワーキンググループでは、これまでの経験から得た製作・架設をできるだけスムーズ行うために設計時点で配慮すべき 基本事項を「施工と維持管理に配慮した鋼橋設計時の留意点」と題してまとめ、ホームページに公開することで、広く皆様に利用していただくことといたしました。
 最後に、本資料での紹介は一例に過ぎないことをご理解の上でご活用いただき、本書の適用範囲を超えた事例については、 個別の条件を勘案した十分な検討を実施していただきたく存じます。

施工と維持管理に配慮した鋼橋設計時の留意点

各種高耐久性床版の特徴

最近、従来から一般的な床版形式であった鉄筋コンクリート床版に替わり疲労耐久性に勝りライフサイクルコストの低減が可能となる床版形式へと進展してきました。 その中において、採用事例が多く信頼性も高いとされる各種コンクリート系高耐久性床版の特徴(鋼・コンクリート合成床版、場所打ちPC床版、プレキャストPC床版の3種類)をご紹介いたします。

各種高耐久性床版の特徴

耐候性橋梁実績結果資料集

耐候性鋼材を主構造部に使用した耐候性鋼橋梁の実績資料集を、橋建協会員会社の協力により作成しました。LCCによる低減効果が求められる中、海岸からの飛来塩分量が多い地域や、路面に多量の凍結防止剤を散布する環境を除いて、塗装などのコーティングを行わない耐候性鋼橋が確実に増加しています。
また、架橋環境や構造などの計画立案時に、実橋の実績があれば参考になるとのご意見がありましたので、本資料集を協会のHPに掲載することとしました。計画時における環境評価の一助になることを期待し、当協会において実施してきました実績調査の最新資料をご紹介いたします。
(技術委員会 製作小委員会 無塗装部会)

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新しい長支間橋梁

公共工事に求められる、経済性、耐久性、安全性、等の要求性能の向上を目指して(社)日本橋梁建設協会ではこれまで各種の小冊子を発行し順次新しい形式の橋梁を提案して参りました。こうした実績を踏まえ、特に大規模支間長の橋梁に関する新しい形式の提案として小冊子「新しい長支間橋梁」をお届けします。

新しい主桁形式

カタログPDF

新しい長支間橋梁